映画甲子園・規定部門の結果
映画甲子園には前に一次選考の結果が発表された「自由作品部門」の他に「規定作品部門」というものがありまして、「 環 境 」をテーマにした映像をエントリーしました。
この「規定作品部門」にエントリーしないと「自由作品部門」にもエントリーできないので必然的にこちらにも作品を出しています。その結果が今日でました。
奨 励 賞
でした。佳作の一個下ですね(苦笑)。
もともと、こちらは去年の秋に作ったもので随分と手を抜きました(もともと、Dream RINGの映画甲子園へのエントリーの話が一時期出たため、速攻で作り上げた)。今年は今年で本気になって作りたかったのですが、重みを置いているのが自由作品のほうですし、これでも一応受験生ですから時間を無駄にしたくなかったので……(もちろん言い訳)。
この作品についてはほとんどネット上に話をあげてなかったので知らなかったの人も多いと思いますが、本当に稚拙な作品です。それに本当に 一 人 で作った映像作品です。わずかに人が必要になりましたが、カメラを三脚において、自分が出演してます(これ本当)。顔は写っていませんけれども。
――ちょっと、落ち着いて考える中で思ったことがひとつ。
この前の佳作を受賞して、もちろんまっ先にスタッフやキャストにこの朗報のメールを送ったわけですけれど、返事が「おめでとう」なんですよね。
興奮状態でこのメールが帰ってきた時は何も思わなかったのですが、一晩考えたら、これって一人でやってきたみたいな気分になって寂しかったです。
実際にそんな一面もありますけれど、やっぱり出演してもらったり、音響の編集をしてもらったりで、一緒にやってきた仲間、だから、さ……。
それでも……。
手伝ってくれて、 あ り が と う 。
映画甲子園一次審査の結果
というわけで、一次審査の結果、
…… 佳 作
でした! 一次審査で佳作、というのもよく分からないですが……。
とりあえず賞が確定した分、当初の目標を達成した事になります。悔しいこともたくさんあります。ただ、ほんとに一人で始めた「星の子たちの邂逅」の制作、ここまで来れたことが嬉しいです。
一緒に作ってきたみんな、こんなわがままな監督についてきてくれてありがとう。
応援してくださった皆様も、ありがとうございました。
この8月から9月にかけて、学校の行事の多忙さで僕が精神的にダウンして自分でも完成できないんじゃないか、とさえ思いました。ただ、その地点で半分以上のロケが済んでいた以上、きり上げることもできないので、学校行事が済んだ後、
12月28日、早稲田大学である表彰式に行ってきます!
で、受験生がこんなので大丈夫か?
いいえ、大丈夫じゃありません(苦笑)。
本職はこれですが、恐ろしく病んだり、用事を頼まれたりで勉強はほとんどしておりません。大学が決まっているからといってまだ特待生選抜のための一般入試があるというのに……。
せいぜい頑張ります。
では、今回はこのあたりで。
週末の報告から
とりあえず週末はモノレールの写真を撮るか勉強するかTwitterするかの3択な生活でございました。いつからこんなにドライな生活になったのでしょうか(笑)。
で、撮ったモノレールの写真の1枚がこちら。
で、中間考査が終わってすぐに思い立って速攻で書き上げた小説があるのでここでアップしておきます。のちのちに、pixivやHPでも公開するつもりです。あくまでつもりですけれど。
興味があれば読んでいって、コメントでも残してくれると嬉しいです。
僕は君に別れの挨拶をしていない
この町を去るのが決まったのは、夏休み。
家を知っていた友達には挨拶をして回ったけれど、君の家は知らなかった。僕が今住んでいる町に来てから、何故かメールをしだしたよね。
あの時のメールは壊れてしまったパソコンの中にあるからもう見返せないよ。ちょっと残念かな。
ちょっぴり意外だった。こんなに他愛にもない内容のことをメールでしあうなんて。
君ぐらいだよ、あれだけのメールを取り留めもなく交わしたことがあるのは。
どうして君は僕に血液型や誕生日を訊いてきたんだろう。いつか理由を教えてくれるかな。でも、今はほとんどメールしなくなったね。
どうしてだろうって考えたことがあるけれどすぐに気づいた。――後悔してる。
今ならはっきりと分かるよ、僕のあの一言がいけなかったんだ。
それまでは和気あいあいとしていたメールも滅法続かなくなってしまった。
あの時の僕は本当に無知で馬鹿だったと思う。君の気持ちなんて考えなかった。
自分の事しか考えていなかった。この前、ふと思いだしてようやく君の気持ちが分かった気がする。
もし、この想像がほんとだとしたらこの前の相談は過酷だったかもしれない。ごめん。
もう雰囲気にはきっと戻れないと思う。遠すぎる。精神的距離も物理的距離も。
人と人の繋がりを糸で例えるなら僕らはもうちぎれてもおかしく無いぐらいぼろぼろの糸じゃないかな?
君の住む町でメールをいちばん頻繁に交わすのはHK君。想像はつくだろう。
彼とのメールも最近長続きしない。どんどん僕が遠ざかっているんだ。
君たちと暮らした町から。小学生の頃はライバル視していたけれど、結局は似ていたんだ。
理科の授業でお互い、並列回路をショートさせたのはいい思い出。
林間学校でも同じ班だったね。
お互い目が悪くて、よく席が前になって、隣になったのも覚えている。今でも相談に乗ってくれる君。
本当に、ありがとう。最後に会ってからたぶんもう七年以上が経つ。
僕らが最後に会った場所は思い出せないけれど、次会うことがあるなら小学校の北西門前にしよう。こ ん な 僕 を 、 君 は 許 し て く れ ま す か?
勘の良い人なら、これがどういう意味を持つ物語か、お察し出来るでしょう。
ではでは、コメント待ってます。