映画甲子園一次審査の結果
というわけで、一次審査の結果、
…… 佳 作
でした! 一次審査で佳作、というのもよく分からないですが……。
とりあえず賞が確定した分、当初の目標を達成した事になります。悔しいこともたくさんあります。ただ、ほんとに一人で始めた「星の子たちの邂逅」の制作、ここまで来れたことが嬉しいです。
一緒に作ってきたみんな、こんなわがままな監督についてきてくれてありがとう。
応援してくださった皆様も、ありがとうございました。
この8月から9月にかけて、学校の行事の多忙さで僕が精神的にダウンして自分でも完成できないんじゃないか、とさえ思いました。ただ、その地点で半分以上のロケが済んでいた以上、きり上げることもできないので、学校行事が済んだ後、
12月28日、早稲田大学である表彰式に行ってきます!
で、受験生がこんなので大丈夫か?
いいえ、大丈夫じゃありません(苦笑)。
本職はこれですが、恐ろしく病んだり、用事を頼まれたりで勉強はほとんどしておりません。大学が決まっているからといってまだ特待生選抜のための一般入試があるというのに……。
せいぜい頑張ります。
では、今回はこのあたりで。
週末の報告から
とりあえず週末はモノレールの写真を撮るか勉強するかTwitterするかの3択な生活でございました。いつからこんなにドライな生活になったのでしょうか(笑)。
で、撮ったモノレールの写真の1枚がこちら。
で、中間考査が終わってすぐに思い立って速攻で書き上げた小説があるのでここでアップしておきます。のちのちに、pixivやHPでも公開するつもりです。あくまでつもりですけれど。
興味があれば読んでいって、コメントでも残してくれると嬉しいです。
僕は君に別れの挨拶をしていない
この町を去るのが決まったのは、夏休み。
家を知っていた友達には挨拶をして回ったけれど、君の家は知らなかった。僕が今住んでいる町に来てから、何故かメールをしだしたよね。
あの時のメールは壊れてしまったパソコンの中にあるからもう見返せないよ。ちょっと残念かな。
ちょっぴり意外だった。こんなに他愛にもない内容のことをメールでしあうなんて。
君ぐらいだよ、あれだけのメールを取り留めもなく交わしたことがあるのは。
どうして君は僕に血液型や誕生日を訊いてきたんだろう。いつか理由を教えてくれるかな。でも、今はほとんどメールしなくなったね。
どうしてだろうって考えたことがあるけれどすぐに気づいた。――後悔してる。
今ならはっきりと分かるよ、僕のあの一言がいけなかったんだ。
それまでは和気あいあいとしていたメールも滅法続かなくなってしまった。
あの時の僕は本当に無知で馬鹿だったと思う。君の気持ちなんて考えなかった。
自分の事しか考えていなかった。この前、ふと思いだしてようやく君の気持ちが分かった気がする。
もし、この想像がほんとだとしたらこの前の相談は過酷だったかもしれない。ごめん。
もう雰囲気にはきっと戻れないと思う。遠すぎる。精神的距離も物理的距離も。
人と人の繋がりを糸で例えるなら僕らはもうちぎれてもおかしく無いぐらいぼろぼろの糸じゃないかな?
君の住む町でメールをいちばん頻繁に交わすのはHK君。想像はつくだろう。
彼とのメールも最近長続きしない。どんどん僕が遠ざかっているんだ。
君たちと暮らした町から。小学生の頃はライバル視していたけれど、結局は似ていたんだ。
理科の授業でお互い、並列回路をショートさせたのはいい思い出。
林間学校でも同じ班だったね。
お互い目が悪くて、よく席が前になって、隣になったのも覚えている。今でも相談に乗ってくれる君。
本当に、ありがとう。最後に会ってからたぶんもう七年以上が経つ。
僕らが最後に会った場所は思い出せないけれど、次会うことがあるなら小学校の北西門前にしよう。こ ん な 僕 を 、 君 は 許 し て く れ ま す か?
勘の良い人なら、これがどういう意味を持つ物語か、お察し出来るでしょう。
ではでは、コメント待ってます。
映画「星の子たちの邂逅」完成によせて
今日テストが無事に終わりました。無事に……? 生きているのだから無事といっていいでしょう(笑)。
さて、このテスト期間中に着々と締め切りが迫っていた(10月15日)映画甲子園にエントリーするつもりで制作していた
自主制作映画「星の子たちの邂逅」
のエントリー用DVDのオーサリング作業を済ましてコンクール事務所に発送完了しました。郵便の追跡で既に到着していることも確認済みです。
本来ならば昨年、Dream RINGをここにエントリーする予定だったのですが、音楽の著作権の問題で挫折。ここから「星の子たちの邂逅」につながる計画が始まりました。
「Dream RIGN」に続く映画もクラスで映画を撮り、再び自分が撮影・脚本でオダジョリ氏がメガホンを握る予定でした。そういう映画計画が2,3つ起こっては消えを繰り返しました。ものすごく大きな計画もありましたが、結局ここで全て頓挫。
次の映画計画はSNSで呼びかけ活動を行った「夕映」になります。こちらはもう自分がメガホンを握る事(撮影現場ではメガホンなんて使ってませんが)にしました。でもこちらも計画が大きすぎ(姫路ロケとか大阪ロケとか)挫折。色々と脚本のネタを探すうちに先輩の書いた小説を元に書いた映画脚本が手頃かなということで制作を決定し、そこからキャスト集めをして撮影機材を借り、ガンマイクを購入し……。無事に一回目の撮影に辿りつけました。
予定の調整も難航し、季節が無残に移りゆき、そのたびに脚本に手を加えながらなんとかクランクアップを迎えました。
ここには書き切れない一人だけの編集の苦労や、悩んだことは沢山あります。それはいずれ話しましょう。今ここに全てを記すことは不可能です。
ではでは、最後に。
キャストをお願いした皆さん、機材やロケの協力をしていただいた皆さん、その他励ましの言葉を掛けてくれた皆さんへ。
まだまだ未熟な自分と、こんなちっぽけな映画企画についてきてくれてありがとう。
入賞できるかどうか分からないけど、それでもいい映画になった。
次、映画を撮る時はもう、芸大のメンバーと課題として作るだろうけれど、いつかまたそのメンバーも交えて自主制作が撮れたらいいなって考えてる。PLEIADES filmer's garageのサークル名で(笑)。
ここまでこれたのは、きっと僕一人でやってなかったからだと思う。たぶん一人でやってたらここまで辿りつけなかった。
ほんまにほんまにありがとう。
入賞を祈ってくれると、嬉しいな。
2011年10月7日
カメラ・パソコン乱れる雪夜彗星自室にて
PLEIADES filmer's garage 代表 雪夜彗星